ハツカダイコンの収穫

ハツカダイコンの収穫













【ハツカダイコンの収穫】

 

 くまさん横浜では、先週、玄関先の「第2農園」のハツカダイコンの収穫をしました。子供たちが10月に種まきをしたダイコンです。「ハツカダイコン」の名前のとおり、播いてから一か月ほどたって、収穫時期になりました。

 

 農園の管理をお願いしている非常勤の大竹先生の指導のもと、子供たちが茎の根元を押さえてそっとまっすぐ上に抜いていきます。すると、下からサクランボほどのサイズになった赤く丸い根っこが出てきました。「わぁー」「食べられるのぉー?」と子供たちも不思議そうです。

 中には、葉っぱの上の方を引っ張ってブチッとちぎれてしまったり、その葉っぱを口に入れてむしゃむしゃ食べてみたりと、色々試してみる子もいましたが(笑)、それでもみんな「土に生えている野菜を抜く」という体験が面白かったようで、みんなで次々と、あっという間に全部抜いてしまいました(笑)。

 抜いたダイコンは、児童のご家庭におみやげに持って帰ってもらいました。一人あたりにすると、ほんのちょっぴりで大した量にはならなかったのですが、ご家庭で保護者の皆さんに「野菜を獲った」という体験を伝えられたり、それが食卓に乗って自分の口に入るような、貴重な経験になればよかったと思います。

 くまさん横浜の農園は「猫のひたい」ほどの小さな農園ですが、子供たちが土に触れ、植物の育つ様子をながめ、時々「水やり」などをして手をかけ、野菜の香りや手触りを感じたりする経験をすることで、「農」とか「食」ということを少しでも身近に感じられることを願っています。

 

 玄関前の第2農園に植わっているのは、あとはカブ、菜の花、ミツバなどがあります。第1農園の方は玉ねぎが沢山植わっていて、こちらは来年の春の収獲になります。くまさん横浜では、季節に合わせて少しずつ、こうした農園の作業を子供たちに体験してもらっています。今日のダイコンを抜いたあとには花を植える予定です(^_^)。

 


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