【夏野菜、ありがとう! 中高生たちの畑仕事】

【夏野菜、ありがとう! 中高生たちの畑仕事】

 日差しはまだまだ暑いものの、夏休みも終わり、くまさん農園の畑では確実に季節が動き始めていました。先日「くまさん横浜NEXT」の中高生たちが、庭の畑仕事に汗を流しました。

 くまさん横浜はビルの3Fにありますが、大家さんのご好意で庭があり小さな畑があります。実は畑の作業は中高生の担当で、ぶたんから水やり、草取り、植え付けといった作業は中高生の役割です。畑は小さいとは言え、今年もトマト、きゅうり、ピーマン、なす。オクラ、大葉、ネギ・・・など沢山の野菜ができ、子どもたちのおやつに使われています。

 この日畑でまず目に入ったのは、すっかり葉の色が変わり、ぐったりと元気をなくしたきゅうりとトマトの株たち。夏の間、たくさんの実をつけてくれましたが、実はもうすべて収穫し尽くしていて、あとは枯れていくばかりの姿でした。「これはもう抜いちゃうよー」と声をかけ、子どもたちと一緒に株の根元に手をかけ、ぐっと力を込めて引き抜いていきます。

 土の中にしっかり張っていた根が「ズボッ」と抜ける瞬間は、何度やっても気持ちがいいもの。中高生たちも「お〜」と声を上げながら、次々と株を引き抜いていきました。抜いた株はそのままにはせず、みんなでハサミや剪定バサミを使って小さく切り分ける作業へ。長い茎やツルを短く刻んでいく作業は地道ですが、黙々と手を動かす子もいれば、意外と硬いツルに苦戦する子もいて、それぞれのペースで最後まで取り組んでくれました。夏の間ずっと私たちを楽しませてくれた夏野菜たちに、心の中で「お疲れさま、ありがとう」とお礼を言いながらの片付け作業になりました。

 一方で、畑の奥のほうではピーマン、なす、オクラがまだまだ元気に実をつけていました。こちらは枯れるどころか、葉も濃い緑でツヤツヤ。「こっちはまだ頑張ってるね」と子どもたちに声をかけ、実の付き具合を見ながら残った野菜たちをたくさん収穫しました。ピーマンはツヤツヤとした緑の実を一つひとつ丁寧にもぎ取り、なすは紫色の実がずっしりと重みを持つのを確かめながら収穫。オクラは葉やとげにちくちくしながらも、「あ、ここにも隠れてた!」と葉の陰に隠れた実を見つけて、子どもたちに取ってもらいました。カゴの中にはあっという間にピーマン、なす、オクラがたっぷりと集まり、収穫の達成感を味わうことができました。

 今日収穫したピーマン、なす、オクラは、スグに今週の調理活動「チャーハン」で使われました。自分たちの手で育て、収穫した野菜を、今度は自分たちの手で調理して食べる——この一連の流れを経験できることは、何より「食育」になる学びだと感じています。
 
 土に触れ、汗をかき、収穫の喜びを味わい、そして食べる。くまさんの庭の畑はただの作業場所ではなく、季節の移ろいや「食べ物ができるまで」を体で感じる、かけがえのない場所になっています。夏野菜の季節はそろそろ終わりですが、まだまだピーマン、なす、オクラの収穫は続きそうです。
 
   くまさん横浜は、子どもたちが季節を感じ、土に触れられる放課後等デイサービスです。


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