【歳末合同調理大会と大掃除】

【歳末合同調理実習大会と大掃除】

　少し遅れてのご報告となりますが、くまさん横浜では年末に毎年恒例の「歳末合同調理実習大会」を開催しました。

　こちらは小学生から高校生まで合同で、一年の調理実習活動の「集大成」として、毎年歳末の3日間に「自分たちでお昼を作ってお友達と一緒に食べる」会です。

今年も、

　26日：やきそば
　27日：おこのみやき
　28日：カレー

と、みんなでお昼を作りました。

　一言でご飯を作ると言っても、卵を割れる／割れない、包丁が使える／使えない・・・など、年齢や障害程度によって、できる／できないがあります。

　職員たちが一人ひとりの子供を見極めて役割を配分し、全員がどこかのプロセスに少しでも参加して「自分も参加して作ったお昼ごはん」を食べてもらいます。

　朝からまるでキャンプのように、全員でワイワイ言いながら班に分かれ「熱い鉄板」「切れる包丁」などに注意しながら、お友達と力を合わせて作ったお昼ごはんは、また格別です。みんなおかわりが相次ぎ、カレーの日にはご飯一升五合があっという間になくなりました（笑）。

　そしてお昼が終わったあとは「大掃除」です。床を雑巾がけしたり、窓や壁を拭いたり、外の廊下をホウキではいたり・・・と、ふだんできない掃除も色々みんなでやります。

　送迎車は、いつもお世話になっているスタシオン鍛冶ケ谷さんで洗車機をお借りし洗車したあと（拭き上げは子供たちがやります）、お正月飾りを着けます。

　くまさん横浜では、いわゆる「松の内」と呼ばれる１月7日までは、送迎車に松飾りをつけて運行しています。小さなことですが、子どもたちにはこうした日本ならではの伝統的な習慣や風習を、少しでも体験してもらいたいと考えています。

　こうしてくまさん横浜の年末は「お料理を手伝い」「お掃除を手伝い」「お飾りをつける」ことで年の瀬を迎えます。子供たちがおうちに帰って思い出し、ご家庭でこうしたことをお手伝いできるようになればいいなと思っています。

　くまさん横浜は、新年は明日1月4日（木）から通常営業を開始します。子供たちがまた元気な姿で「あけましておめでとう！」と言いながら笑顔でやってくることを職員たちは楽しみにしています。　

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