【「冷凍でない生のマグロを食べる遠足」に行きました!】
【「冷凍でない生のマグロを食べる遠足」に行きました!】
早いもので夏休みも終わり9月に入りました。今年は「コロナ明け」で、昨年までではなかなかできなかったお出かけの活動をたくさん行いました。管理者多忙につきなかなか更新ができなかったのですが、ちょっと遅れてのUPになりますが、夏休みの様子について書いていきたいと思います。
7月26日に「冷凍でない生のマグロを食べてみよう」というテーマで三崎港に遠足にお出かけしました。くまさんのある横浜市の南には「三浦半島」という太平洋に突き出ている半島があり、その先端にある三崎港という港は、古くからマグロの水揚げで知られた港町です。
今でこそ、静岡の焼津港や清水港といった有名漁港にその座を譲りましたが、冷凍輸送技術が発達するまでは全国一のマグロの漁獲高を誇った漁港でした。今でも神奈川県全体の漁獲量の半分以上をここだけで上げているという漁港です。
今回も昨年同様、三崎港の海鮮料理屋「海の幸」さんのご好意で、くまさんの子どもたちのために1Fを貸し切りとさせていただき、ゆっくりと食べることができました。中には生魚が食べられない子もいましたが、そういう子は「海鮮フライ」などを出していただきました。
食事が終わったら、三崎港の「うらり」と呼ばれる地元の海産物や野菜を売っているセンターにみんなで行きました。1Fでは名産のマグロやお魚の干物などどがショーケースにところ狭しと売られていて、さながら市場のような雰囲気です。そして2Fでは地元の「三浦野菜」と呼ばれる野菜や果物が売られていましたのでそこも見学しました。
そして翌日からの「スイカ割り」に使うスイカを買って帰ってきました。実は三浦半島はスイカの名産地横浜のこの辺りに夏はよく出回ります。みんなで「どれが美味しいかなー?」と選んで買って帰ってきました。
2Fのデッキは海が見える見晴らしの良い場所で、そこでおやつを食べて帰ってきました。夏の暑い日差しで少々暑かったのですが、海から吹く風が心地よく、港に出入りする船を眺めながらのおやつは格別でした。
くまさん横浜では子どもたちが自分の住む地域のことを知ることを大事なことと考えおります。と言うのは、子どもたちは学校を卒業しても「地域」からは卒業しないからです。いつしか大人になり「障害児」が「障害者」と呼ばれるようになった時、自分の地域を愛し、地元から愛され支援を受けられる人になることが将来のQOLを決めると言っても過言ではありません。
そのためにも、子供の頃から地域を知り、地域と交わり、また地元のことをよく知り、地元によく知られる存在になれることが、将来への大きな投資となると考えています。
くまさん横浜の地元の神奈川県は、海も山もあり、田んぼや畑もあれば都会もある、地形の変化に富んだすばらしい県です。子どもたちこうした地元のことを小さい頃からよく知って体験してもらうことも、広い意味での「社会化」の訓練の一端と考えています。
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