【ねんどあそび!】

【ねんどあそび!】

 今年の9月は台風などで意外と雨の日が多く、室内遊びの機会が多くありました。

 先日は「粘土遊び」を行いました。ねんどは「指先の巧緻性」「感覚統合」「集中力の養成」「立体造形・彫塑の感覚養成」などいくつもの訓練になる遊びです。

 ふだんの生活ではあまり味わえない「グニャリとした感覚」「丸めたり引っ張ったりする感覚」「びよーんと伸ばしてみる感覚」などなどを手先で感じることができます。また、複数の色を混ぜると色が変わる様子も体験でき、子どもたちも夢中になって遊びます。

 くまさん横浜のねんど遊びは子どもたちが自由に好きなように作りたいものを作ります。危ないことさえなければ、先生たちは子どもたちが粘土をどうこねようと何を作ろうと、止めたりせず自由に遊んでもらいます。子どもたちは手だけではなく、ヘラで切ったり、延べ棒で伸ばしてみたりといろいろに扱い、感触を心ゆくまで楽しみます。

 中には口に入れてしまう子もいますが、くまさん横浜のねんどは毎回小麦粉(薄力粉)から作っているので、問題ありません。ただマナー上止めますし、くまさんのねんどは防腐用に塩をたくさん入れているので、食べるとしょっぱいこむぎ粘土です(笑)。色も「食紅」でつけており、児童がどのように使っても安全なように作られています。

 子どもたちは成長期に体とともに脳も発達させて大きくなります。その脳の発達は身体刺激によって左右されますから、体の感覚を色々刺激してあげることで、健全な心身を育んでいきます。くまさん横浜に通う子どもたちは、こうして色々な体験をしながら心身を成長させていきます。

 


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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