【松飾りをみんなでつけました!】
【松飾りをみんなでつけました!】
くまさん横浜では、年末、クリスマスが終わると毎年「松飾り」を子どもたちと飾ります。事業所の玄関はもちろん、4台の送迎車にも一つ一つお飾りをつけ、来たるお正月の準備をします。
送迎車は前面にお飾りを固定するため、ボンネットを開けて内側から麻ひもで縛ります。走行中に落っこちてはお正月から縁起が悪いですから(苦笑)、しっかりと固定します。
「ひも結び」は個別の課題ではやっていますが、またこうした立体物にひもを結びつけたり、はみ出た部分をはさみで切ったりするのは、まったく違う技術なので良い訓練となります。
そして何よりこうした「季節の行事」は、伝統文化や習慣をお友達や先生と一緒に体験することですから、子どもたちにとって貴重な経験になっています。
日本は四季がはっきりしている国で、その季節ごとに様々な行事や習慣があります。実はくまさん横浜には「歳時記のある放課後デイサービス」というテーマがあり、毎月毎月、その月ならではの行事を大切にしています。
月ごとの行事があることにより、子どもたちが「四季のリズム」を覚え「年間のスケジュール」を感覚として捉え、時の流れに「メリハリ」を感じてくれることを助けます。そしてそういう感覚が将来、大人になったときに必要となる「時間の感覚」を育ててくれます。
今年はコロナ禍により、慌ただしく大変な一年でした。そしてその事を障害ある子どもたちこそ、きっと感じていると思われます。来年は良い年になりますように、とみんなで祈りをこめてお飾りを取り付けました。
すべての子供達とそのご家庭にとって、来年はより良い年になりますよう、くまさん横浜はお祈りしております。今年一年、皆様本当にありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
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