【「オンライン訪問」やっています!】
【「オンライン訪問」やっています!】
緊急事態宣言の延長を受けて、横浜市内の学校もすべて5月末まで休校が延長となりました。今年はずいぶん長い「春休み」が続いています。くまさん横浜の児童も欠席が目立つようになり、もう一ヶ月以上来所できていないお子さんも何人かいらっしゃいます。
そんな中、くまさん横浜では「電話支援」「訪問支援」等のサービスを始めています。事業所に来られないお子さんと保護者の皆さんに「電話」「訪問」などにより、お子さんのご家庭での様子や健康状態などをお伺いし、来たる「復帰の日」にスムースに日常生活に戻れるよう、様々な相談支援を行っております。
そうしたサービスの中で、今回初めて、インターネットを使った「オンライン訪問」を開始しました。簡単に言うと電話会議システムを使って「テレビ電話」でご家庭を訪問する相談支援です。これなら感染の心配はありません(笑)。
昨日は活動中の教室から「生中継」でお休み中のお子さんのところにオンライン訪問しました。PCの画面に登場した保護者とお子さんに「ご家庭でどう過ごしているか」「健康の状態」などついて色々お話しをお伺いし、現在の状況について把握-確認をいたしました。
そして、くまさんの教室からお子さんのお友達や先生たちが「あー!〇〇君だー!元気ー?」「何してるのー?」「またくまさんで会おうねー」と次々と声をかけ、PCの向こうにいるお友達は「元気だよー!お久しぶり!」と答え、楽しく交流するひとときも持つことができました。
子どもたちにとっては、離れていても会えなくても、くまさんのお友達は、学校では会えない貴重なお友達です。こうしてテクノロジーの力を使って久しぶりに会えたことで、画面のこちらでも向こう側でも、みんなの顔に笑顔が広がり、温かい時間が流れました。終了後、同席されていたお母様からは「息子がみんなの顔を見て、嬉しそうだったのが印象的でした」と喜びの感想をいただきました。
今回、外出自粛が長期に渡っています。ずっと自粛でおうちに「閉じ込められている」お子さんたちの多くはストレスが溜まっています。また「テレワーク」「自宅待機」などで保護者もずっとおうちにいらっしゃるというご家庭も多く、家族みんなが生活のリズムを崩したり、強いストレスを感じています。
そうした時、くまさんの「オンライン訪問」により、お子さんがお友達との楽しかった日々を思い出し、笑顔になれれば、学校が始まったあとも「楽しい日々」が待っている、と希望を持つことができます。そしてお子さんが笑顔で機嫌よく一日を過ごせることで、ご家庭全体のストレスが和らぎます。
今回の新型ウィルスの厳しい環境下で、障害あるお子さんたちが、ご家庭で少しでも楽にそして快適に過ごせるよう、くまさん横浜は様々な方法で支援を続けています。学校があってもなくても、くまさん横浜は障害あるお子さんたちの「頼れる味方」でありたいと、考えております。
※保護者の皆様へ
「オンライン訪問」サービスをご希望の方は、日時を調整しますのでお気軽にお知らせください。折り返し、パソコンでのログイン方法など詳細をお知らせいたします。
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