【あわあわ手洗い!】

【あわあわ手洗い!】

 新型コロナウィルスの感染が毎日ニュースになっていますが、くまさん横浜では日頃より子どもたちに「手洗い」の習慣を身につけてもらう活動を行っています。

 子どもたちはくまさん横浜に来ると、①来所時 ②おやつの前 ③途中のトイレタイム ④帰りのトイレタイム と、少なくとも1日に4回は手を洗います。

 これに加え、お弁当がある時はお昼の前に、それから庭遊びや外出をして帰ってきた時、さらに途中で水分補給(麦茶)をする時・・・などさらに数回の手洗いを行いますから、子どもたちはくまさんに滞在する4時間~6時間くらいの間、平均すると30分に1回くらいは手を洗っています。

 手を洗う方法は「あわあわ手洗いの歌」という手遊び歌で練習しています。こちらは、石鹸メーカーの花王さんが作った動画なのですが、手遊び歌の形式になっていて、アニメーションと実写を見ながら、きちんとした手洗い動作が学べるようになっています。

 子どもたちは毎日、こちらを動画でみながら繰り返し3回やったあと、実際に洗面所で手洗いをしています。自分でできる子は自分で、できない子は先生が手を添えて手伝います。

 ■あわあわ手洗いの歌 https://www.youtube.com/watch?v=SQ-FEiDVuaE

 

 くまさん横浜では、手洗いの際、石鹸ではなく病院などで使っている専用の消毒液を使っています。石鹸よりこちらのほうが手によく馴染み、より殺菌効果が高いためです。

 そして洗い終えたら、使い捨てのペーパータオルで手を拭いてもらっています。実はご家庭のような「布タオル」をぶら下げてみんなで使った方が経済的なのですが、一日に10人もの子供が5回も10回も手を拭くとすぐにベチョベチョになってしまい、衛生的ではありません。したがって少し高いのですが、使い捨てのペーパータオルで手を拭いてもらっています。

 毎日こうしたことを何度も繰り返すと、子どもたちは自然と「外から帰って来たら手を洗う」「何かを食べる前に手を洗う」「トイレに行ったら手を洗う」ことを覚えていきます。

 こうした衛生行為は大人になって生きていく時にとても大事な技術の一つです。くまさん横浜の活動の中で、子供たちが楽しみながら身につけられればと願っています。

 


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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