【壁画でもクリスマスツリー!】

【壁画でもクリスマスツリー!】

 12月も後半に入り、街はすっかりクリスマスモードです。くまさん横浜でも今月の壁画にクリスマスツリーが出現しています。もちろん、子どもたちが一生懸命制作したツリーです。

  大きな模造紙に、ツリーの「形」だけを作り、緑色の葉っぱを貼っていきます。濃い色の葉っぱも薄い色の葉っぱもあります。一か所にかたよらないように「均一に」「白地を埋めるように」という「空間バランスの認知」が鍛えられる作業です。と同時に「紙片の裏にスティックのりをつけて貼り込む」という手作業の訓練でもあります。手先の作業が苦手な子は、先生に手を添えられて助けてもらいながら貼り込んでいきます。

 最終的に大きな模造紙に、子どもたちが作った「クリスマスツリー」が出来上がりました。先日の#0(シャープゼロ)のコンサートまでに間に合わせようとみんなで頑張り、当日はこのツリーの前でコンサートを行っていただきました。

 くまさん横浜では、毎月子どもたちがみんなで大きな「壁画」をこしらえています。大きな模造紙にお友達と一緒に「共同作業」をすると、その過程の中で「人との距離」「他者とのコミュニケーション」を学ぶことができます。学校が違うお友達とも「一緒に色々やること」を繰り返すことで相手を覚え、認識し、やり取りをしていくようになっていきます。

 私たちは「集団療育」と呼ばれるカテゴリの活動を重視しています。それは、生涯にわたり人の支援を必要とする彼らにとって、上手に「他者と一緒に何かをする」ことが、「生きるチカラ」となると考えているからです。

 障害があるからこそ、小さいうちから「人と一緒に上手に協力し合えること」を繰り返し訓練し、将来、大人になった時に社会の中でうまく生きていけること。すべての障害ある子の将来が明るいものであるよう心から祈っています。

 


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