【足形、取ってます！】

【足形、取ってます！】

　くまさん横浜では机の活動で、子供達にいろいろな製作物を作ってもらいますが、時々「手形」「足形」を取ってそれを使っています。これは、製作物の「材料」として使いますが、子供達の成長のよい記録にもなります。「手形」の場合は机の上で取りますが、「足形」は庭でやっています。

　足の裏に絵の具を塗ると、子どもたちはくすぐったがって身をよじります。足の裏に筆が走る感覚が、こそばゆいです。先生たちはそれを上手になだめて、紙にペタっと足を置いてもらいます。自分の足型が紙に真っ赤につくのが不思議なようでじっと見つめる子もいます。

　終わったら、すぐに横でホースを持った先生が足を洗い流し、タオルで拭いて室内に戻って貰います。

　取った足形の紙を乾かすためにずらーっと並べると、なかなか壮観です。一人一人形が違うのはもちろん、小学生の子と中学生ではサイズも違い、それぞれに特徴があります。「うわー、去年より大きくなったねぇ」「あら、土踏まずきれいじゃないー」と、先生方も子供達の成長に目を細めます。

　こうして取った足形は日付を入れ、全てご家庭にお持ち帰りいただきます。気がつけば、時はあっという間に過ぎ、子供達もあっという間に成長していきます。くまさん横浜では、折々にこうした記録を取ることで、子供達と一緒に時間を刻んでいった証をご家庭にお届けしています。

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