【新聞紙ちぎり大会!】

【新聞紙ちぎり大会!】

 くまさん横浜では時々、子どもたちと「素材をそのまま触る」という活動をしています。これは、ダンボールや紙などの素材をなんの加工もせずにそのまま与えて、子供たちに自由に遊んでもらういう活動です。過去にはダンボールや紙筒、毛糸やマスキングテープ・・・など、さまざまな「素材」を自由に使ってもらいました。指先の巧緻性の訓練でもありますが、なかなか大人が思いつかないような遊びを始めたりすることもあり(笑)、「創造性」も大いに刺激しています。

 新年はまず最初にこの活動で始まりました。今回の素材は新聞紙です。広い指導訓練室に大きなブルーシートを敷いて、沢山の新聞紙を子供達に渡しました。おりがみはもちろん、破ろうとちぎろうと、クシャクシャにしようと丸めて投げようと、何をしてもかまいません(^_^)。

 最初はキョトンとしていた子どもたちも、先生がお手本で目の前でビリビリと破きはじめると、さっそく目を輝かせて破り始めます。破いた紙を紙吹雪のように空中にパーッと投げると、ひらひらと舞い落ちて来るのも楽しい遊びです。あっという間にシート中が新聞紙の山となり、部屋中のあちこちで歓声とともに紙吹雪が舞う時間となりました。

 先生たちと小さくちぎられた新聞紙の「掛け合いっこ」をする子や、新聞紙の山の中に潜って「埋められて」しまう子や(笑)、新聞紙でカブトや服を作ってきてしまう子もいて、皆なかなか想像力を発揮して楽しく遊ぶ時間となりました。最後には、ビニール袋を用意して、中に新聞紙片を詰め込みみんなで「ボール」を作りました。これはまた、「パラシュート遊び」や「雪合戦」などで使う新しいおもちゃになります。

 横浜市立の学校は今日から新年がはじまりました。子どもたちは冬の寒さにも負けず元気に笑顔でやってきます。この仕事をしていると、やはり、仕事場に子どもたちの笑い声や笑顔があることの楽しさを実感します。今年も子どもたちと「楽しく、ためになる」一年を過ごしたいと思います(^_^)!


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