【ウサギさんがやってきた!】
【ウサギさんがやってきた!】
昨日、くまさん横浜にウサギさんがやってきました! ウサギってあの動物のウサギです。もちろん本物。人形ではありません。実は本日、以前から計画されていた「動物に触れ合う」という活動を行いまして、その本日の動物が「ウサギ」でした。
「アニマルセラピー」と言って、人が動物と触れ合うことによってメンタルを落ち着かせる効果があることは、すでに高齢者や障害者の施設で実証されています。通常は家庭用のペットである犬や猫を使うことが多いのですが、今回、くまさん横浜では「障がいを持った子どもたち」という利用者の特性にかんがみ「ウサギ」にご登場いただきました。
まずはじめるに当たり、子どもたちに「ウサギさんにしてはいけないこと」「してもいいこと」を説明します。「叩いたり、追っかけたり」はしてはいけないことで、「背中をナデナデする」のはしてもいいことです。
これを図で説明し子どもたちに理解してもらったら、いよいよウサギの登場です。指導訓練室にサークルを用意して、ウサギさんはそこで過ごしてもらうことにしました。先生がカゴで連れてくると、すでにカゴの入口の網からウサギを見つけた子供たちが「あー!」「うさちゃーん!」と笑顔になります。
サークルの中に放すと、最初はうさぎも子どもたちもおっかなびっくりで、お互いにおずおずとしています(笑)。しばらくして慣れてくると、子供たちはサークルの上から手を伸ばしてナデナデしたり、一人ずつ膝に抱っこさせてもらいました。毛が柔らかくふわふわのビロードのような手触りで、撫でると本当に気持ちが良い毛並みです。子供たちも「わー、かわいいー」「うさちゃーん」と笑顔で動物との直の交流を楽しみました。
ウサギはおとなしくて、吠えたりしませんし餌も牧草と少しの野菜で、動物性の餌は食べません。何よりもフカフカの毛皮と見た目の愛くるしさは、子どもたちにとっても先生たちにとっても思わず目を細めてしまう可愛らしさで、室内に温かい時間が流れました。
くまさん横浜では、障がいを持った子どもたちにできるだけ多くの「体験」をしてもらうことを大切にしています。
くまさんが、学校でもご家庭でもなかなかできない「経験」を子どもたちにたくさんご用意しているのは、好奇心いっぱいの多感な今の時期の経験が、いつか将来大人になったときに役に立つことを信じているからです。「いつもと同じ訓練の繰り返し」も大事ですが、それにとどまらず、多種多様な新しい「世界観」を開き子供の内面に育てていくことも、大切な支援の一環とくまさんでは考えています。
くまさん横浜は、通ってくる子どもたちに豊富なプログラムメニューを用意している「楽しみながら、役に立つ」放課後等デイサービスです。
※現在、小中部・NEXT(中高生の部)ともに、定期利用に若干空席がございます。横浜市南部の小学生~高校生の知的障害児をお持ちの保護者様は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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