【マーマレードを中高生のみんなで作ってみました!】

 【マーマレードを中高生のみんなで作ってみました!】

 先日、くまさん横浜の小中部に通う小1のKさんのお母様から、無農薬の夏みかんをたくさんいただきました。そのままおやつに出しても良かったのですが、中高生専用のデイサービス、くまさん横浜NEXTの先生がハタと思いつき、「マーマレードを作ってみましょう!」ということになりました。

 早速、NEXTの中高生たちの間で調理が始まりました。

 一言で「夏みかんを砂糖で煮る」と言っても、色々な準備や手順があります。まずはキレイに果実を洗います。そして包丁で切ったら実を向いて薄皮をはぎ、皮の内側の白い部分は丁寧に剥いて(ここを残すと苦くなります)千切りにします。
 生徒たちはみんなでこうしたプロセスを先生に付き添ってもらいながら丁寧に行いました。くまさん横浜では、包丁は中高生になって初めてのですが、先生方も生徒たちがケガをしないよう緊張しながら手を添えています。

 そして一旦皮岳にて何回かゆでこぼしアクと苦味を取り除いたあと、砂糖を量って実とともに煮て出来上がりです。

 ご覧のとおり、できあがったマーマレードは黄金色でとても良い香りがしました。さっそくひとくち大に切った食パンに塗って、みんなでおやつに食べました。たくさんできたので、隣の部屋の小中部にも「差し入れ」し、当日出席した小学生のみんなにも食べてもらいました。
 みんな「おいしーい」「もう一個食べてもいい?」とあれよあれよという間に手が伸び、あっという間になくっなてしまいました(^_^)! 甘く煮た皮の中にも酸味とほろ苦さのパランスが抜群の、さっぱりとしておいしいマーマレードでした。
 中高生のお兄さんお姉さんたちが作ったおやつを小学生たちにも食べてもらう、といった活動も、小中/中高 の部屋が隣りあっているくまさん横浜ならではの活動です。こうしたことを通じ、学年や世代を超えた交流や「誰かのために貢献する」といった活動もまた、大事な社会性の育みと考えています。

 今回、おいしい無農薬の夏みかんをたくさんご寄付くださった小中部の保護者のK様、このたびはごちそうさまでした。子どもたちがこのように調理の活動に使わせていただき、おやつにありがたくいただきました(^_^)。

 くまさん横浜は、こうした保護者の皆様からのご厚意とご協力によって支えられているデイサービスです(^_^)。
  
 ※中高生専用のデイサービス、くまさん横浜NEXTでは、中高生の生徒(中1~高3)にまだ空席がございます。障がいを持った中高生たちが、将来より「生きやすく」なるための様々な訓練に毎日取り組んでいます。専用車による学校→くまさん→ご自宅の送迎もあります。ご利用希望の保護者の皆様はどうぞお気軽にお問い合わせください(^_^)。


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