【ハツカダイコンを植えました】

【ハツカダイコンを植えました】

 桜も散り暖かくなってきました。先日、農園でみんなとハツカダイコンのタネをまきました。
くまさんのお庭にある農園は、入口のドアを開けてすぐ前にあります。午後からお天気の様子を見て「今日まいちゃおうっか!」と決めたら「おーい、庭で大根のタネまきやるよ~」と声をかけて、こどもたちとお庭に出ました。

 まず、先生がみんなに「これが大根のタネだよー」と袋を見せます。野菜の種はたいてい袋に野菜の写真がついていて、どんな作物ができるのかのイメージがしやすくなっています。

 実際に種をまく時ですが、小さいタネを子供の手に持たせて口で説明しても、理解できない子は畑ではなくぱぱーっと外にまいてしまいます。そこで、子供達にわかりやすいように「ワク」を畑に置きます。こうして「このワクの中にまいてごらん」というと、みんなスムースに目指す場所にまくことができます。子供たちに対しては、こうしたことをちょっと一工夫するだけで上手にできるようになります。

 みんなこの「ワクに入れる」のが楽しくて、次々とワクの中にタネを注いでいきました。また、ついでに周囲に生えている雑草の草取りをしたり、盛り土を整えたりとちょっとした「ミニ農作業」も行いました。うららかな春の日に、こうした「土いじり」をするのも子供達にとっては良い体験です。

 この子供達がまいたタネは、梅雨前くらいにはハツカダイコンがなる予定です。その間、水やりをみんなで行います。
 自分でまいたり植えたりして育てたものを自分で食べるということ。「農」の活動は自然に親しむだけでなく「食育」にもつながる活動です。今度は収穫して、どんな活動で食べようかと先生たちはまた楽しく考えを巡らせています。

 くまさん横浜は、自前で小さな農園を持ち、畑仕事の活動を行っているデイサービスです。

 


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