おそうじ、やります。

おそうじ、やります。
















 

【おそうじ、やります。】

 

 先日の「車のお掃除に、挑戦!」でも書きましたが、くまさん横浜では子供たちによく掃除をやってもらっています。今の季節は寒いので主に室内の掃除ですが、季節が良くなると廊下や階段、庭や歩道などの掃除も行っています。

 

 大人だと掃除が苦手な方も多いのですが、子供たちはお掃除が大好きです。雑巾がけでなくホウキを使っての掃き掃除も、練習すればうまくなっていきます。もちろんホウキで遊んだり、雑巾を投げてしまったりする子もいますが、それはそれでご愛嬌です(笑)。

 

 くまさん横浜で子供たちと掃除をするときに気をつけていることは、

 

①長い時間集中できないので短めに切り上げること 

②繰り返し頻度高く行うこと 

 

です。少しずつでも毎日続けていけば習慣化し、繰り返すことで技術が訓練され、上達していきます。

 

 よく大人が子供に掃除の指導をすると、どうしても成果を求めてしまったり、精度を求めてしまいがちです。たとえば「そんなんじゃきれいにならないじゃない!もっとこうしないと!」とか「もっときちんとしぼらないと、まだ水が垂れてるよ!」と、つい言ってしまうのですね。

 

 でも、考えてみれば、相手は子供でしかも障がいを持った子供ですから「できなくてアタリマエ」です。ですから、ホウキを持って先生の掃くマネをしてくれただけで「〇〇くん、すっごーい!かっこいいー!」とほめられます(くまさんでは「ほめシステム」を導入しています)。ほめられれば嬉しいですから、またやろうという意欲が湧きます。そうして繰り返すことができれば子供たちは少しずつでも「上達」をしていきます。

 

 お掃除は大人になってからでも、とても大切な生活技術の一つです。また掃除機やルンバなどの機械ではなく「雑巾」や「ホウキ」など、手を使う掃除の動作はまた手先の訓練にもなります。くまさん横浜に通ってくる子どもたちが「お掃除上手」になれるといいなあと、先生たちは願っています(^_^)。

 


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