縁日やりました
縁日やりました
今日から9月。すでに横浜市内の小中学校は始まっており、夏休みは終わっています。すっかり涼しくなりましたが、子供たちは少し日焼けして黒くなった顔で元気に学校に通い始めました(^_^)。
さて、先日、夏休みの最後にくまさん横浜名物の「縁日」の活動を行いました。
指導訓練室内に、今年は今「金魚すくい」「ヨーヨーつり」「わたがし」の3つのお店が出ました。
子供たちはお金代わりのチケットをもらって、自分のやりたいお店に行き、チケットを先生に渡して、それぞれの遊びに挑戦します。「金魚すくい」も「ヨーヨーつりも、水を張った池に浮かんでいる本格的なものです。
「金魚すくい」は、さすがに生きている金魚ではなく、ゴムやプラスチックのおもちゃですが、「ポイ」と呼ばれる、すくう「杓子」は紙製です。何回か水にくぐらせているうちに濡れて破れてしまったらおしまいです。コツがわかってくると、破れる前に上手にとってお皿いっぱいの「大漁」の子も出ました(^_^)。
「ヨーヨーつり」は、これも針がついた紙のコヨリが破れる前に上手に釣らなければ針が落ちてしまいます。ヨーヨーの間に見えるゴムの輪を見つけ、そこにそっと針をくぐらせて引っかけます。これはかなり難しいので、児童によっては先生が手を添えてお手伝いをしました。
「わたがし」は日中活動でもたびたび行っている人気の屋台です。これも機械からぶわーっと出てくる綿菓子を上手に割り箸で巻くには、ただ力まかせにグルグルやればいいというものでもないので、手の使い方に工夫が必要です。
みんな、それぞれのお店で十分「縁日」を楽しみました(^_^)。
この「縁日活動」は、夏休みの活動の「総仕上げ」で行うのですが、
1.お金(=チケット)と交換に参加する
2.「順番」を守って自分の番までガマンして待つ
3.それぞれの作業のルールを守る(例:手を使わずに決められた道具で
取る、紙が破れたらおしまい・・・etc)
4.手や指先の巧緻性の訓練
・・・など、いくつもの狙いがあります。職員一同、子供たちが遊びの中で楽しみながら、こうしたことを少しずつ身に着けていってくれればいいなあ、と願っております。
終了後、ヨーヨーはそれぞれのお宅に、一人一個ずつ持ち帰ってもらいました。きっと今頃、夏休みの思い出の品として、おうちでのオモチャの一つになっていることでしょう(^_^)。
さあ、9月になりまた学校が始まりました。子供たちがまた毎日学校帰りに寄ってくれるのを、職員たちは楽しみにしています(^_^)。
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