避難訓練を実施しました
避難訓練を実施しました
先日の土曜日に、くまさん横浜で避難訓練を行いました。
訓練に先立ち、児童のパニックを防ぐため、職員が訓練の流れについて、避難先の公園や学校の写真を見せながら予め児童に説明をしました。
そして、14:30に地震が発生したという想定で訓練開始。発災後まもなく、くまさん横浜のキッチンで火災が発生し、職員が消火器による初期消火を行ったものの消しきれず、炎が大きくなってきたという想定をしました。
そこで14:35頃に避難判断をし、各職員が児童の手を取ってくまさんを脱出。みんな上手に靴を履いて冷静に職員と手をつないで階下に降り、すみやかに避難。14:40には建物下で全員集合し、点呼をとって無事を確認しました。
そして地域の「いっとき避難場所」である「日野原町第一公園」へ向けて徒歩で出発しました。途中、道路右側の白線内を歩くなど気をつけながら、14:45頃には公園到着。そこで再度点呼を取り、地域防災拠点の「日野南小学校」まで更に歩を進め、14:50前に日野南小学校に到着しました。
そして帰りは、15:00頃にもう一度「日野原町第一公園」を通過。ここで職員が相談をし、予定外ではありましたが、がんばった子供達の「ごほうび」として、15分ほど公園での「自由遊び」の時間を設けました。子供達は大喜びで滑り台やブランコ、砂場などで遊び、満足して15:25頃にくまさんに戻ってきました。
トータルで1時間ほどの避難訓練でしたが、児童が思ったより協力的にキビキビ動いてくれ、予定よりスムースに終了しました。
くまさん横浜では「児童の安全」を事業所としてもっとも優先すべき課題と考えております。例えば、正職員(常勤)の中に防火防災管理者(甲種)の資格を持つ者が3名おり、うち1名は「横浜防災ライセンス救助資機材取扱リーダー」の資格を取得しています。
また施設内には非常用の飲料水が60リットル、非常食は60食分用意されており、震災時に職員と当日利用の児童全員が一泊できるだけの水と食料が保管されています。さらに天井の蛍光灯はすべてガラスのものをやめ、強化プラスチックの蛍光灯を採用しており、その上、落下防止のゴムバンドで止めてあります。これは、震災の時に、天井から落下した蛍光灯が割れて児童がケガをしないためです。
くまさん横浜では、児童と保護者が安全にそして安心してご利用いただくために、今後もこうした努力を重ねてまいります。保護者の皆様のご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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