パンチで穴あけ

パンチで穴あけ

















 くまさん横浜では、日中活動の中で「生活の中で具体的に役立つ技術」の習得を特に重視しています。以前にご紹介した「スタンプ押し」のほかに、最近は「パンチでの穴開け」などにも取り組んでいます。

 「パンチの穴開け」は、実はちょっと難しい作業です。

 まず「紙を差しこむ細い隙間」に上手に紙を入れなければなりません。

 そして次に、ガイドレバーの所定の位置に紙の縦と横をきっちり合わせて、ずれないようにレバーを押さなければなりません。

 このなかなか微妙な作業が、指先の巧緻性の訓練となります。

 最初は裏紙などで練習してから、上手になったら、連絡帳の用紙や事務所で保存するファイル用の書類などにも穴を開けています。みんな、紙にまあるい穴が開いていく様子が楽しいようで、熱中する子は15分でも20分でも続けて一生懸命に取り組んでおり、なかなか人気の活動の一つになっています(^_^)。 

 職員たちは事務所でファイルに保存する時、穴がずれている書類を見つけると、子供たちが一生懸命やっている姿を思い出して、ついニコニコしてしまいます。 


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