【千葉県の「うちゃこ」さんに見学に伺いました!】

【千葉県の「うちゃこ」さんに見学に伺いました!】

 GW中、くまさん横浜の職員たちが研修の一環として、千葉県・山武市にある重度心身障害児の放デイ事業所「うちゃこ」さんを訪問させていただきました。

 くまさん横浜では、重い知的障がいのあるお子さんを多くお預かりしていますが、それでも高度な医療的ケアを必要とする重度心身障害児の支援に触れる機会はなかなかありません。そのため、今回の訪問は私たちにとって大変貴重な学びの場となりました。

 当日は、東京湾横断道路アクアラインを通って現地へ向かいました。途中、海ほたるで休憩を取りましたが、天候にも恵まれ、参加した職員たちは美しい景色を眺めながら気持ちよく移動することができました。

 うちゃこさんでは、天井からこいのぼりの飾りがたくさん舞う中、現場で行われている実際の支援技術を丁寧に見せていただきました。とくに印象的だったのは「胃ろう」や「排痰に関するケア」そしておやつの時間の「食事介助」です。

 排痰ケアに関しては、吸引器を使わず手技だけで肺の周りをトントンたたいたりし、自力で出してもらうケアの技術を

見せていただき、職員たちから驚きの声が上がっていました。

 またおやつの時間も、おせんべいなどをミキサーで細かくして流動食にし、誤嚥が起きないよう細心の注意を払いながら、一口ずつ丁寧に介助されるという高度な介助でした。

 その一つひとつの動きには高い専門性と深い配慮があり、命と安全を守る支援の重みをあらためて感じました。

 同じ「放デイ」という名前ですが、私たちがふだん行っている支援とは異なることばかりで、医療的な基礎知識や技術等の高い専門性を目の当たりにしました。こうした実際の現場でしか学べない実践知に触れることができたことは大きな収穫でした。

 また、管理者の海保さんをはじめ、理事長の土屋さん、看護師の内海さんなど、うちゃこのスタッフの皆さまが温かく迎えてくださり、日々の工夫や支援に対する思いについても、ざっくばらんにお話をうかがうことができました。
 

 ふつうの放デイより「医療」によったケアでは、やはりいろいろな注意が必要です。実際に毎日それをやっていらっしゃる方から直接学ばせていただけることは、本当に貴重な機会でした。

 今回得た学びは、くまさん横浜の日々の支援にすぐそのまま置き換えることはできないにしても「より丁寧に見ること」「安全と安心を支える視点を深めること」という、障害児を見るに必要な共通のポイントがあり、参加した職員たちにとって大変大きな学びの時間となりました。

 うちゃこさんを出て横浜に替える道すがら、車の中で「すごかったですね」「いやー、勉強になりました」と口々に会話が交わされていました。

 また帰りは九十九里の浜辺で新鮮な魚介の夕食をいただいたりし、半分観光しながら横浜へ戻りました。学び多い時間だっただけでなく、楽しい時間もあり、参加者それぞれが支援者としての姿勢を見つめ直すよい機会となった、実り多い一日でした。

 くまさん横浜では、職員への研修機会が多くありますが、それらはすべて「子どもたちにとってのよりよい支援のため」に行われています。今回参加した職員たちが自らの大きな学びとしてくれることを期待しています。

 今回快く受け入れていただいた重心事業所「うちゃこ」の管理者・海保さん、理事長の土屋さん、どうもありがとうございました!


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