【「ココファーム・ワイナリー」と「きぼう」に見学に行きました!】
【「ココファーム・ワイナリー」と「きぼう」に見学に行きました!】
年の瀬も押し詰まった12月30日。明日は大晦日という日に、くまさん横浜では職員研修を実施しました。
栃木県足利市の「ココ・ファーム・ワイナリー」と埼玉県上尾市の「放課後等デイサービス きぼう」への「他事業所見学」です。今回は常勤・非常勤合わせて5名の職員が参加しました。
「ココ・ファーム」は、施設入所支援と生活介護の事業所「社会福祉法人 こころみ学園」のワイナリーです。重度障害者の方々が山の急斜面の畑でブドウを作り、それを醸造場でワインにして販売しています。
「障害者が作るワインなんて・・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのワインは何と、九州沖縄サミットや北海道洞爺湖サミット、G7、G20といった先進国の首脳会議の晩餐会や夕食会でも採用されています。
また、JALやANAの国際線ファーストクラスや、JR東日本の最高級寝台列車「トランスイート四季島」などでも採用されており、「日本の重度知的障害者が、世界トップクラスの商品を生産している」数少ない例の一つです。
当日はワイナリーの見学ツアーに参加し、実際のブドウ畑や醸造タンク、セラーなどを見学しながら、ツアーガイドの方から事業の内容やワイン造りの作業について聞かせていただきました。感動的な創業のストーリーをはじめ、実際の一つ一つの作業内容などの説明に、参加した職員たちも感銘を受けていました。
その後、カフェで休憩して昼食を取ったあと、午後からは埼玉県上尾市の「放課後等デイサービス きぼう」に移動しました。
こちらはくまさん横浜と同じ放課後等デイサービスですが、管理者の新野弘一良さんが、絵カードを使った「PECS」や、TEACCHプログラムに基づいた自立課題(個別課題/専門課題)のエキスパートでいらっしゃり、実際の様子を見学させていただきました。
当日はきぼうさんには利用児童が来所しており、かわいい子どもたちがたくさんいる中、職員さんたちの対応や事業所全体の視覚構造化などにも学ぶところが多く、たくさん勉強させていただいた有意義な見学となりました。
また当日は歳末ということもあり、子どもたちが「餅つき」をやっており、くまさん横浜の職員も「飛び入りボランティア」として、杵を持ってお餅をつかせていただいたりし、子どもたちと一緒に盛り上がり、お餅も美味しくいただきました。
実は福祉事業所ではなかなか「他の事業所」が何をやっているか、を見る機会がほとんどありません。特に同じ放課後デイなど同業であれば、その時間帯にはこちらも勤務時間であるため、他の放デイの活動内容を見ることはほとんどないのです。
しかし他事業所の実際の活動や業務を見れば「比較対象」ができますので、自分のふだんの仕事内容をより客観的に見ることができます。参加した職員たちは「うちのあれは、もっとこうできる」「棚はこう使ったほうがいいな」・・・といったインスピレーションがいくつも湧き、自分の業務をより良くするアイディアのヒントをたくさんいただいていたようでした。
その意味で今回の研修はたいへん意義深く、参加した職員たちからは「とても勉強になりました」「すごく楽しかったです」との感想が聞かれ、充実した一日となりました。
ココ・ファームの皆様、そして「きぼう」の新野さん、井川さんををはじめとするスタッフの皆様、今回は本当にお世話になりありがとうございました。また参加した職員の皆さん、お疲れ様でした!
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