【シイタケ狩りに行ってきました!】
【シイタケ狩りに行ってきました!】
早いもので11月。横浜でも朝晩は肌寒くなり、秋も深まってきました。そんな中くまさん横浜では、先週の土曜日に子どもたちが「シイタケ狩り」の遠足に行ってきました。くまさん横浜では初めての「きのこ狩り」の遠足です。
場所は金沢区にある永島農園さんです。こちらではシイタケやキクラゲといったキノコを栽培しており、その収穫体験をさせていただけます。当日は土曜の午後をくまさんの子どもたちのために「貸し切り」にさせていただきました。
こちらの農園では原木ではなく「菌床」と呼ばれる、レンガ大のおがくずを固めたようなブロックに菌を植えたものでシイタケを栽培されています。
そのブロックからニョキニョキと生えているシイタケをもぎ取るのですが、本来ならばビニールハウスの中で棚に並べられているその菌床を、当日は子どもたちのためにわざわざハウスから出していただき、外のテラスで収穫体験をさせていただきました。
子どもたちは初めて見る「生えているシイタケ」にはじめはビックリ。なかなか手が出ない子、じーっと見つめる子などもいましたが、もぎ取り方を教えてもらうと、楽しいようで次々と取り始めてくれました。
ぷにぷにして少しひんやりする感触がイヤでポイと投げてしまう子、根元の茎の部分(いしづき)から取らず、傘ばかりもぎ取る子もいたりして、テラスは一時大騒ぎとなりましたが(笑)、みんな自宅へお土産にするシイタケを無事に自分の袋に取ることができました。
収穫が終わったらテラス席をお借りしておやつタイムです。持ち込んだお菓子を水筒のお茶と一緒に外でいただくのはちょっとしたピクニック気分で、子どもたちからも笑顔がこぼれました。。当日は前日まで雨で開催が危ぶまれましたが、無事に雨が上がってくれて楽しい遠足となりました。
永島農園さんは、金沢区で代々500年以上続く歴史ある農家さんで、園内には手押しポンプの井戸や、防空壕として使われていた洞窟などもあり、子どもたちが珍しそうに園内のあちこちで遊ばせていただきました。
「横浜」と聞くと全国的には「港の都市」のイメージですが、くまさんのある横浜市の南部は、実は山間部で緑豊かなところです。海も近いのですが、周囲に緑多い山やこうした農園などがあり、今回の遠足ではこうした「地域を知る」ことも活動の目的の一つです。くまさんから車で20分ほどで行けるアクセスの良い場所で、なかなかできないこのような貴重な体験ができ、とても楽しい遠足となりました。
今回、快くくまさんの子どもたちを受け入れていただいた永島農園の永島太一郎社長様、誠にありがとうございました。ぜひまた次回もどうぞよろしくお願いいたします。またいつもくまさんの子どもたちのことをご支援いただいている伊勢田良一様、今回の遠足企画にお力をお貸しいただきありがとうございました。
この日はおうちできっと、みんなが取ったお土産のシイタケを美味しくいただいたことと思います。くまさん横浜は、「世界が狭くなりがちな重い障害を持つ子たち」にこそ、ふだんできない経験を色々してほしいと考えている放課後等デイサービスです。
当ページで使用している写真の無断コピー/使用はご遠慮ください。



