【横浜ベイクレーンズの皆さんが遊びに来てくれました!】
【横浜ベイクレーンズの皆さんが遊びに来てくれました!】
先週の土曜日、横浜の社会人アメリカンフットボールチーム「横浜ベイクレーンズ」の選手の皆さんが、くまさん横浜に遊びに来てくれました。
職員も子どもたちも、アメリカンフットボールは正直ふだんあまり馴染みがなく、テレビや写真などでしたか見たことがありません。まして本物の選手の方と会うのは初めてです。
筋肉隆々の大きな体の選手の方が特別なヘルメットや防具などを身に着けている姿は、動画の中から飛び出してきたようなかっこよさでした。そんなお兄さんたちと記念撮影をしたり、そのヘルメットや防具をつけさせてもらったりしました。防具をつけさせていただいた子たちは「おお! よく似合うね!」「かっこいい!」などとほめられていました。
特に面白かったのは、アーモンド型のアメフトボールでのキャッチボールです。アメフトのボールは「バウンドするとどちらに飛ぶかわからない」という特徴があり、子どもたちが「難しいキャッチボール」の意外性に笑ってしまう場面が何度もありました。
また男の子たちの何人かは選手の方の胸を借り、突進してぶち当たらせていただきました。が、選手の皆さんはびくともせず笑顔で受け止めていました。また、元気な子どもたちを背中に乗せて腕立て伏せされる選手の方もいて、皆さんの脅威の体力に驚きの声が上がりました。
実は、横浜ベイクレーンズは社会人チームなので、皆さん昼間はそれぞれ本業をお持ちで、いわゆる「アフター5」で練習をされていらっしゃいます。中にはB型作業所(就労継続支援B型)の職員さんや、サービス管理責任者の資格を持つ選手の方もいらして、意外にも皆さん障害についての予備知識やご理解をお持ちでした。そのため、子どもたち一人ひとりが安心できる形でとても自然に交流してくださいました。
この日選手の皆さんには、子どもたちと一緒に「傘袋チャンバラ」の活動に参加していただきました。
ふだんは子ども同士で楽しむ傘袋でのチャンバラですが、この日は特別です。大きな選手の皆さんがニコニコと真剣に(?)傘袋を持って子どもたちと打ち合う姿は、見ているだけでも微笑ましい楽しい時間でした。
活動の後、みんな一緒におやつタイムとなりました。選手の皆さんも子どもたちと同じテーブルを囲み、和気あいあいとした雰囲気の中でおやつを召し上がっていただきました。子どもたちも一緒に遊んでいただいてすっかり慣れて、言葉の話せない子たちでも、近づいて勝手に膝の上に上がり込んだり(笑)、甘えて背中におんぶしてもらったり、抱っこしてもらったりしてかわいがっていただき、温かな交流の時間が流れました。
実は、ベイクレーンズの皆さんには、11月に川崎のスタジアムで行われる試合に、くまさんの子どもたちをご招待していただいています(石井監督、ありがとうございます! )。
多くの子どもたち(と職員)にとって、本物のアメリカンフットボールの試合を観戦する機会は初めてです。ましてこの日、自分たちをかわいがってくれて一緒に遊んだお兄さんたちが、あのかっこいいヘルメットや防具で相手チームと戦う姿を実際に見られるのですから、応援にも熱が入ります。ぜひ当日は、子どもたちと楽しみに意気揚々と見に行きたいと思っています。
横浜ベイクレーンズの石井監督様、選手の皆様、お忙しい中お時間を作っていただき、ありがとうございました。くまさんの子どもたちをたくさんかわいがっていただき本当にありがとうございます。11月の川崎での試合、子どもたちと一緒に応援席から精一杯応援させていただきます。ぜひスタジアムでがんばってください!
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