【中高生たちのバーミヤン体験!】
【中高生たちのバーミヤン体験!】
先日「くまさん横浜NEXT」の中高生たちが「外食体験」の活動として、お昼にファミリーレストラン「バーミヤン」にお邪魔しました。
昼食に中華料理を楽しみながら、大切な学びの時間となりました。
最初は緊張した様子でしたが、タブレットを見ながら自分で注文し、食事中は箸やスプーンの使い方、テーブルマナーなどを職員に付き添われながら実践しました。
障がいのある子どもたちにとって「外食」は楽しい反面、複雑な活動です。大人になったらいつも「出されたものを機械的に食べる」だけでなく、自分で注文し、適切な食器を使って食べ、ときにはドリンクバーなどの「セルフサービス」も使いこなしながら、最後にはお会計もあります。中高生になったらこうしたことを体験しておくことも重要です。
また食べている最中は席を立ったり、大声を出しては周囲の方のご迷惑になります。こうしたレストランでの「お約束」を守ることで、社会の中で生きていくためのルールや公共マナーを学びます。重度の自閉症の子たちは「自分以外の他の人に配慮する」ことがなかなか難しいのですが、それゆえに訓練を重ねる必要があります。
くまさん横浜では、このような外食体験を「食育」「生活スキル獲得」「社会参加訓練」の一環として考えています。重い子が多いため、なかなか難しいことも多いのですが、食事中も職員がつきっきりでつき、一人ひとりの特性に合わせたサポートで、少しずつできることを増やしていきたいと考えています。
「ちょっと外で食事ができる」という行為は、将来のQOL(生活の質)に大きく関わります。食は一生のことであり、子どもの頃からの体験が社会の中で自信を持って行動できる力につながります。
子どもたちは自分の大好きなメニューをぺろりと平らげ、楽しいひと時を過ごしました。やっぱり美味しいものを食べるとみんな笑顔になりますね。(^_^)
バーミヤン・栄上郷店のスタッフの皆様、温かくご対応いただき、ありがとうございました!
※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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