【コンブ収穫の遠足に行きました!】
【コンブ収穫遠足に行きました!】
春休みに入り、くまさんでは子どもたちと春の遠足を実施しています。先週末の金曜日には、金沢漁港にみんなで「コンブ収穫」の遠足に行きました。
こちらは横浜市金沢区でコンブ養殖をされている「幸海ヒーローズ」(代表:富本龍徳)さんのご協力により実施されました。
まずは、あらかじめ漁師さんたちが採って大きなプールに入れておいていただいた生のコンブ(原藻)をカゴに移し、はさみや手で切り分け、袋詰めします。
海中に生えているコンブの実際の姿は、長さ数メートルに及ぶ大きな茶色い海藻です。子どもたちは初めて見る大きな本物のコンブにビックリです。恐る恐る触ってみるとヌルヌルした感触に、思わず手を引っ込める子、匂いを嗅ぐ子、いきなりかじりつく子(笑)・・・など様々な反応がありました。
cレでもしばらくすると、初めて触れるそのヌルヌルの感触や水の感触が楽しく、男の子を中心に何人もの子が夢中になって作業に取り組みました。全員長靴を着用して万全の体制で臨みましたが、それでも袖や前を濡らしてしまうほどでした。
コンブはもともと北海道など寒い地域の海藻で、金沢漁港のコンブは、東京湾で唯一の養殖コンブです。横浜ではめったにできない貴重な体験でした。
そして次にそれをその場でゆでて「しゃぶしゃぶ」にして食べてみました。コンブは熱湯にいれるとさっと鮮やかな緑色になります。ポン酢やドレッシングで食べると、シャクシャクした食感がなんとも美味しいしゃぶしゃぶとなりました。みんなお昼ごはんを終えたばかりなのに(笑)多くの子達が何度もおかわりをし、たくさん食べてくれました。
また子どもたちが袋詰めしたコンブ(約1kg)は、お土産にご家庭にお持ち帰りいただきました。きっとその日の晩ごはんはおうちでも「コンブしゃぶしゃぶ」を食べたことでしょう。
その後、漁港の場所をお借りして、海を眺めながら持参したおやつにしました。暖かい春の風が子どもたちの頬を撫で、穏やかな時間が流れました。
横浜市港南区にあるくまさん横浜は。幸い車で20-30分も走ると海に行き当たる場所にあります。地元の産業や自然環境を知ることも、子どもたちにとって大切な学習の一つです。また来年もコンブを収穫しに来たいと思います。
今回、くまさんのために午後の漁港を貸し切りにしていただいた幸海ヒーローズの富本さん、稲垣さん、大変お世話になりありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願いいたします!
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