【年末の大そうじ】
【年末の大掃除】
くまさん横浜では年末最後の3日間は「調理大会」でしたが、その後「大そうじ」を行いました。
これは3日間を通して小学生から高校生まで総動員で行われるのですが、床の雑巾がけはもちろん、使っている椅子や窓ガラス、さらにはビルの廊下や駐車場、さらに送迎車の掃除など、ふだんできないようなところまで、自分たちが日頃使っている場所に感謝の気持をこめて、先生方と一緒に掃除をする行事です。
みんな手に手に雑巾やホウキ、掃除機などを持ち、先生の指示に従いきれいにしていくのですが、実はこの大掃除にも目的があります。
それは、一つには子どもたち自身がこういうことをやることで、自分たちのふだんの生活が、実はいろいろな場所や道具に支えられているのだということに気づくことです。
そしてもう一つは、一年の最後のこの時期にこうしたことをすることで、気持ちを切り替えて新たな年を迎える文化習慣が日本にはある、ということを知ることです。
「食」と同様、人は生きている限り「掃除」は生活の中で一生行います。たとえ障害があったとしても、子供の頃からこのような習慣を知って身につけることは必要なことで、くまさんでは冬休みの「大掃除」の機会を捉えてこのような活動を行っています。
きれいに掃除を終えたあと、各送迎車と玄関にはお正月のしめ飾りを子どもたちに取り付けてもらいました。つい先日までクリスマスツリーがついていた玄関に、全くデザインの違う和風のお飾りがついたことで「お正月モード」へと子どもたちの気持ちも切り替わっていくようです。
今年はちょうど掃除が終了した頃に、なんと東の空にきれいな虹がかかりました。冬休みに入って3日間、毎日みんなで一生懸命お昼を作り、掃除をした最終日に天の神様からごほうびをいただいた気分で、みんな「わー」「きれー」と見とれていました。
くまさん横浜は年内の営業をすべて終了しており、新年は6日(月)より営業を開始いたします。一年間、各方面よりご支援いただいたすべての皆様に感謝申し上げるとともに、こちらの記事をお読み続けていただいた皆様にも、感謝申し上げます。皆様、どうぞ良い新年をお迎えください。
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