【職員会議のようす】

【職員会議のようす】

 くまさん横浜では、子どもたちの活動は毎週開かれる「職員会議」によって内容を決めています。この会議には「小学生」「中高生」の2つの事業所から9人の全正職員が参加します。会議自体はそれぞれのチームに分かれて行いますが、時に遠足などの「合同企画」もあるため、隣り合わせのテーブルで行っています。たまに「すみませーん、この日芋掘りの予約取れそうなんだけど、そっちはどうですか?」とひょいと隣のテーブルから声がかかることもあります。

 「こんなの作れるかな、どう?」「それって材料は?」「あー、その部分をハサミで切るのは難しいかも」「あそこってお出かけすると往復で何時間くらいかかる?」「あ、今、調べます」・・・・などなど、職員たちはその場で「試作品」を作ってみたり、ネットで調べてみたりと、ワイワイ言いながら、しかし真剣に議論して活動内容や制作物を様々な角度から検討します。

 くまさん横浜の職員は子どもたちが大好きです。「これやると楽しんでくれるかなあ」「そういのって、たぶん子どもたちがノリノリになりますよね!などと、みんな子どもたちの笑顔を思い浮かべながら会議が進んでいきます。

 くまさん横浜の会議は、今年入った新人の職員もベテランの職員も、別け隔てがありません。「新入社員は聞いているだけ」などということはありません。それどころか、ずっと黙っていると「〇〇先生はどう思いますか?」なとと話が向けられ、考えや意見を引き出されます。

 くまさん横浜では、20代の若手職員から60代の職員まで「老若男女」がいろいろな経験や考え方を元に、子どもたちの成長のために何をどうするか、を一生懸命考えています。色々なアイディアがでますが、最終的に「それがきちんとした訓練になるか」「子どもたちが楽しめるか」の2つの要素を満たす活動だけが決定されていきます。

 子どもたちの日々の活動の現場を「舞台」だとすると、この職員会議は「楽屋」です。子どもたちにとってはたった20分の活動でも、こうして裏の楽屋ではあれこれと職員たちが数時間かけて話し合い、準備をし、物を揃えて当日に臨んでいます。

 全ては子どもたちの成長と笑顔のために。くまさん横浜では、子どもたちを愛する職員たちがいつも頭を悩ませながら楽しんでいる放課後等デイサービスです。

 

 
 


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