熱唱!カラオケ大会!
熱唱!カラオケ大会!
【熱唱!カラオケ大会!】
くまさん横浜では最近「カラオケ」がはやっています(笑)。童謡や手遊び歌など、子どもたちの知っている歌のDVDをテレビにセットし、別にスピーカーにマイクをつないで歌ってもらっています。もちろんみんなが上手に歌ったり話せるわけではないのですが、これがまた発語の良い練習になります。
発語の練習や語彙の学習は、机に座って教えるよりも、こうして音楽のリズムとともに繰り返し、音楽として歌詞を暗誦してしまうほうが早く覚えます。娯楽の少なかった昔は、子どもたちは童謡や古典の一節などを暗誦したものです。また何より、子どもたちもマイクを持ったら、ちょっとした「歌手の気分」が味わえて、楽しいようです。中には「マイクをなかなか離さない」子もいて、先生方の笑いを誘ってなかなか盛り上がっています(^_^)。「今日、カラオケしたい!」と子どもたちの方からもリクエストが出るようになりました。
インフルエンザやノロウィルスのこの季節なので、毎回、歌い手が交代するたびにマイクを消毒綿で拭きながら、子どもたちにかわりばんこに歌ってもらいます。みんなで一緒にやることで「順番を守る」「人が歌っている時にしっかり聞く」といった社会性の訓練にもなります。楽しみながら、遊びのうちにこうしたことを自然に身につけられると良いなと思います。
子どもたちがたくさんの童謡や手遊び歌を覚え、色々口ずさめるようになれば、自然と語彙が広がります。将来、もし彼らが言葉を覚え使えるようになれば、他者とのコミュニケーションは飛躍的に良くなります。こんな楽しい遊びがそのような療育効果につながれば、と先生方は祈っています。
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