【さくらカンパニーさんに見学に行きました】
【さくらカンパニーさんに見学に行きました】
先日、くまさん横浜NEXTの中高生たちと一緒に、栄区にある生活介護事業所「さくらカンパニー」さんへ事業所見学に伺いました。当日は4名の保護者の皆さまにもご同行いただき、学びの多い一日となりました。
さくらカンパニーさんは、重度の知的障害をお持ちの方が多く通われている事業所で、なんと利用者の9割の方が強度行動障害の認定を受けていらっしゃるとのことでした。この数字だけを聞くと支援の難しさを想像される方も多いかもしれません。しかし実際に施設内を見学させていただくと、そこにいらっしゃる皆さんはとても穏やかに、落ち着いて過ごされていました。
飯島施設長さんからご説明がありましたが、これは決して偶然ではなく、一人ひとりの特性やこだわり、感覚の敏感さなどに丁寧に寄り添った支援を積み重ねてこられた結果なのだと感じました。
「大人になったとき、どのような場所でどのような毎日を過ごすのか」という、将来を考えるうえでとても大切な視点を、実際の現場を見ながら学ばせていただく貴重な機会となりました。
実はこちらの事業所にも、学生時代にくまさんに通っていたいわゆる「OB」が4名いらっしゃいます。卒業生の何名かには会うことができ、職員たちと温かく言葉を交わす場面がありました。
さくらカンパニーさんでは、利用者の皆さんが日中の活動として、ミサンガやレジンアクセサリーなどの制作に取り組まれています。これらをガチャガチャのカプセルに入れ「自動販売機」のようにあちこちの場所に設置して販売を行っていらっしゃいます。
また「屋外作業」として「ポスティング」の作業も受注されて行っており、重い障害は障害として、それでも「労働」を通じた社会との関わりなどを実践していらっしゃいます。
さくらカンパニーさんは、NPO法人こんちぇるとさんが運営されている事業所です。その始まりは今から約30年前、障害のあるお子さんを持つ保護者の方々が集まって立ち上げた訓練会にまで遡るのだそうです。
企業型の事業所とは一味違う、地域の中で育まれてきたあたたかさや、利用者お一人おひとりを大切にする姿勢は、こうした歴史の積み重ねがあってこそなのだと感じました。NPO法人ならではの良さを随所に感じることができる、大変貴重な見学となりました。
お忙しい中、丁寧にご説明くださった飯島施設長様、そしてご対応いただいたさくらカンパニーの皆さま、本当にありがとうございました。 今回の見学を通じて、重度の児童が多いくまさんの職員や保護者のみなさん、そして本人たちにとっても「大人になってからの生活」を具体的にイメージするきっかけになったのではないかと思います。本当にありがとうございました。



